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ここでは、Rod Makeingに関わる色々な素材、消耗品、を紹介していきます。
こちらでは、Bamboo Rodの材料を集めてみました。うん!当たり前だけど、Flyのマテリアルより少ない!実は結構シンプルな代物だったんですね。(笑)でもほとんどの物が高いし、専門店じゃなきゃ手に入らない。特に関西方面は、あんまり無いからね。困った代物達です。私の場合Rod関係のインターネット国内ショップの通信販売で、痛い目に遭ったことは有りません。皆さん実に細やかな対応をして下さいます。キャリアの長い方々に言わせれば「良い時代に成ったもんだ。」って所でしょうか。まっ私の場合インターネット通信販売に感謝しつつも飽き足らずに、じたばたしておりますが・・・。
竹材偏



竹材です。左の写真はトンキンと孟宗です。子割りになってるのがマタケ。そして右の画像はトンキンとマタケの比較。トンキンとマタケの比較の画像は良くある画像ですね!(笑)でも撮ってしまうんですねー。そんでもって、マタケが色白で節が高い!いや〜あんまりお約束通りなので、載せてしまいました。このマタケはやっと近所で探し当てた、マル竹を置いている竹材屋
さんで手に入れました。商品名「焼き白竹」です。店の人に聞いた話では、油抜きの薬品処理と、枯らすための熱処理が施されているらしいです。使う前は薬品処理ってやつが、どう影響しているか不安だったのですが、この竹は問題なさそうです。ちなみに私が買ったのは、店に有った一番太い直径90mm位の品物です。上の比較画像で解ると思いますが、その位太いやつでないとトンキンの平均的な厚みと、同じ位の厚みしか有りませんので、ご注意を。それで、肝心の作ったRodはどうなのか?と申しますとMadeRodで紹介しております、一番上のロッドを参照して頂くと良く解ると思うのですが、トンキンのオーブンフィニッシュ並の焼き色まで火入れすると、(私の認識では、かなり強め。)一般に言われている様な、柔らかさは感じませんでした。(テーパーにもよるかも知れませんが。)重量は少し軽く感じますね。(これも同じテーパーで比較してないので、断言出来ません。)マタケ!面白そうなので、ちょっと作り込んでみるつもりです。
左の画像が、孟宗を使ったネットのグリップ部です。とある人より孟宗のマル竹を頂きまして、「うん!こいつを使えば、フィラーとグリップ材は一生分有る!」と思ったのですが・・・甘かったです。硬い硬い!どう言う訳か、エナメル側はヤスリの刃が全然効かない。でもどうにか、こうにかそれらしい形に持ってきて、塗装に入ると今度はウレタンが乗らない!もーイヤ!皆さんどうされてる?のでしょうね。経験者の方御教示下さい。
コルクのお話

コルクは良いのが、なかなか無いですね。別に私が偉い訳では有りませんが(笑)自慢します。左のコルクは凄く良い物です。硬くて、スが少なくて使い出したら辞められません。でもお値段の方は、お高いです。成形で失敗すると泣きそうになります(笑)。
ある日、仲間とフィラー用のバール材を買って来て山分けしてた時の会話。某氏「オレ、フィラーはコルクのほうが好きなんやけどな。」私「そうみたいですねー。」某氏「そやからオレの竿、高く付いてるんやで!」私「・・・」。うーん目からウロコが落ちました。バール材はルートさえ辿って、塊で買えば結構安いみたいなんですよね。でもコルクはねー?加工前の原木を探しだしたら、もしかすると安いのでしょうか?だけど加工の手間を考えると・・・。
皆さん!騙されてはいけません。実は杢目バシバシの派手派手フィラーより、コルクのフィラー付きロッドの方が実は高級品だったのです(笑)。ちょっと極論が過ぎましたでしょうか。
でも風の噂や為替事情を考えると、良い物が有る時は買い込むほうが良いかも?(決して私が多量に買い込んである事の言い訳では・・・ありません。)
フィラー材
フィラー材各種です。左から、タイガーメープル。花梨。楠バール。バーズアイメープル。ホウ縞。樺バール。栃縞。メイプルバール。メイプルアッシュ?フィルドバックメープル?です。
いやーデジカメで撮って、びっくりしました。綺麗ですね。いつも薄暗い倉庫兼、工房の中で観てるのとは、ずいぶんと趣が違うものですね。どっちが本当なのやら?
フィラーで困るのはブランクとの組み合わせ。特に濃い色合いのヤツって難しいですね。フレーミングでないと、なかなか似合わない。個人的には強度と、仕上がりのシンプルさからタイガーメープルが一番好きです。それと自分ではまだ使ってませんが、栃は美しいと思います。
ブロック状で惚れ惚れするような杢が出ている材を削ってゆくと、「なーんや!普通やん!」って事、ないですか?とくにバーズアイで、アイが無くなった時なんて、とても悲しいですね(笑)。
一時期、フィラー材がぜんぜん手に入らなくて、事ある毎に「フィラー譲って!」って言いまくっていたら何時の間にか集まり、結構な量を持つ身となりました。しかしどうもこの「フィラー材」ってやつは、コレクター心を煽るようで、いくらでも欲しくなってしまいます。(そんなに使わないのにね。)わりと手軽に手に入る方は翻ってご用心を。余っている方は・・・ご連絡下さい(笑)。
ラッピングスレッド
画像は、シルクスレッドです。こいつらもね、フィラーと同じで集めてしまうのですよね!一時期家族と買い物に行くと必ず、手芸店へいって淡色系を幾つも買ってましたね。使いもしないのにね(笑)。
ホームページ用に本当はバーニッシュ済みの色見本を作ろうと思ったのですが、面倒なので止めました。ゴメンなさい。でもまあブランクの色で、ずいぶん印象が変わる物ですから、あまり意味は無いかと・・・思うのですが。取りあえず淡色系のスレッドを使えばどんな色でも無難に仕上がります。
BambooRodを作り始めた頃は、一本分をラッピングするのに、50番スレッドで6時間位かかってました。目は疲れるし、肩は凝るしで大嫌いな作業でしたね。ゴッサマーなんてプチプチ切れて一巻きで、1本分巻けなかった事もありましたっけ。でも慣れるもので、最近では2時間くらいで巻き上げます。
ではラッピングのちょっとしたコツを・・・。まずは作業前に手を良く洗う。手垢が付くとハニー系なんか一発で解りますよ。次に、とにかく明るい所で巻くこと。薄暗い所では微細な隙間や重なりは見えません。そしてこいつが一番肝心「巻きなおす勇気を持つこと!」全部巻き終えた後で、隙間なんか見つけると妥協したくなりますが、そこをぐっと堪えて(笑)巻きなおす。特に濃い色を使った場合、隙間は凄く目立ちます。隙間はリカバリーが効きませんからね。最後に巻き上がったら、直ぐにバーニッシュをかける。巻き上げてから日にちを置いたりすると、ホコリは付くし、ささくれも出てきます。でもまあ、薄いイエローや生成りなんか使うと結構適当でもそれなりに仕上がりますが(笑)。
接着剤
接着剤、色々使いましたね。あとTGXとセメダインのEPOシリーズを使えば、一般的に使われている接着剤は網羅できますよね(笑)。
始めは定番KRから使い出しました。結構扱いやすくて熱にも強い(らしい)ので、10本目まで使ってました。でも大きな欠点が一つ。ゴム手袋をしてグルーイング作業をするとイライラ来るので、私は素手で作業をしています。それで、KRが手に着くと・・・指紋が溶けちゃうんですね、グルーイングした日に娘を風呂に入れていて抱き上げた時、手が滑って落としそうになりました(笑)。それと、ちょっと臭いがキツイので使うのを止めました。でもバッチリとグルーラインが出るので、自分の削りの確かさ(精度では無いですよ)が確認できるため、最初にKRを使うのは良い修行になると思いますよ。
エポキシは2種類使いました。画像左端のやつは品番を間違えて、買ってしまった樹脂成形用エポキシです。高温で強制乾燥させる事が出来る物です、まあ大丈夫か!で使い1本目は大成功!その頃使ってた赤外線オーブンを使い、3時間で乾燥終了。その時は一瞬バラ色の未来が見えましたね(笑)。でもね!成功したのはその1本目だけ。何故か次以降、剥離の連続。乾いたかな?と思い「クー」と曲げるとブランクが「クシュ」てな音がして「フニャ」と曲がる(感じは伝わると思います。笑)血の気が引く様な、体験を3回ほど繰り返してギブアップしました。もともと本来の使用目的とは違う使い方をしてるので、メーカーにも聞けませんしね。エポキシを使うとバインダーコードの傷みが激しいのと、そんな体験をしたものですから、エポキシ不信です。(でも自分の使い方が悪かったのは自覚してます。念のため。)その後、画像後ろに写ってるビンに入ってる、メーカー不詳のエポキシを某氏より頂きこの間使ってみました。これも強制乾燥できるので、乾燥ブース(MakingTool参照)に入れて3時間半。きちんと出来上がりました。でもロッドはちょっと硬めに仕上がるのかな?
あとはAUとユーロイド。この2つは水溶性で扱い易いですね。私はユーロイドを一番使っています。気持ちの問題でしょうが、残った溶剤がKRのように乾燥するとカチカチのプラスチック状になるのが信頼出来るような気が・・・。あくまで気持ちですよ!熱に弱いという事ですが、私は乾燥後の曲げ直しで剥離した事はないです。続いてAU、結構乾燥が結構速いですね。それとユーロイドと比べ縮みが少ないので、予想していたグルー厚より太めに仕上がり面食らいました。でも熱にも強いらしいので一番良い選択かもしれませんね。
グルーイング作業は「一か八か」的気分に成るものですよね(笑)。失敗すると理由の如何を問わず、その接着剤が嫌いになります。とにかく失敗しないよう慎重に!(だって買った接着剤が無駄になりますからね。笑)
塗料
ブランク、ラッピング、フィラー用の塗料です。ロッドの塗装で、私は基本的に、ブランク状態でディッピング3回→パーツの取り付け。→ラッピング部にエポキシ塗装→ラッピング部にウレタン2液式を3回→ラッピング部研磨→ディッピング1〜2回で完成させています。延べ5日間位の作業です。別段変わった事はしてません。ただどうも他の方々と比べてディッピング回数が多いみたいですね。でもそんなに圧塗りの印象を受けないので、これでいいのだ(笑)。
銘柄はホームセンターで手に入るワシンの物がほとんどです。本来なら塗料専門店へ行って色々相談すれば面白いと思うのですが、一斗缶で買ってしまいそうなのが怖い・・・。カネルやスパバーニッシュも凄く気になるのですが、周りでだれも使ってないので手をだしていません。一度あるアマチュアビルダーのカネル仕上げのロッドを見せて頂きましたが、それは素晴らしい仕上がりでしたね。でも1回の塗装で乾燥3日なんて聞くと、いらち(短気者)なので、そんな長い乾燥時間に私は耐えられそうにありません(笑)。
フィラーの塗装は基本的にロッド用のウレタンでディッピング、研ぎ出しです。でも樹種によって杢が濃く出すぎたり、逆に薄過ぎたりで、思い通りにはなかなか行かないですよね。杢を濃くだすには、ステインを使うか最近、某友人の影響で使い出した「合成ウルシ」で満足の行く結果が出だしたのですが、逆に薄く出そうとすると・・・良いウレタンが見当たりませんね。近所のホームセンターでは。画像真ん中の缶がネットショップでやっと見つけた透明ウレタンなのですが、超速乾のため吸縮が激しいのか数回ディッピングして仕上げたフィラーがある日、塗装がベッリと剥離してしまいました。(その節はご迷惑をお掛けしました。!?)やっぱり塗料は塗料屋さんに行かにゃーなりませんね。でもフィラー用に一斗缶分もウレタン買うと使うのに何年かかるのかな?
色んな素材や消耗品を紹介するつもりが、ヨタ話の連続になっちゃいましたね(笑)。でも人(私の事)の失敗談って面白い?でしょ。多少は御参考にもなると思いますし。なんてったって混乱(Confusion)してますから(笑)。あとニッケルシルバーとガイドがあればロッドは出来上がります。別に変わった製品を使っている訳ではありませんし、ニッケルシルバーとブラスの丸棒紹介を紹介しても面白くないので止めました。また何か面白い素材や消耗品を見つけて、使って見たら紹介していくつもりです。